タイの71歳の象、25人の乗客を乗せた後に脊椎変形を患う

タイ情報ネットワークによると、タイ野生生物保護基金はタイの観光産業における象の利用に関する報告書と写真を発表した。報告書には、25年間観光客を運ぶために使われ、一度に最大6人を運んできた「パイリン」という名の71歳の象について触れられている。その結果、老象の背骨は明らかに陥没し、変形していた。この写真はインターネット上で、特に象愛好家の間で多くの批判を引き起こした。

３月１３日はタイの象の日であり、チェンマイのメーテーン象キャンプのベンタ最高経営責任者らがこの件について記者会見を開いた。ベンタさんは、自分も関連ニュースを見て悲しく思ったが、驚くことではないと語った。なぜなら、タイの象を保護すると主張する財団が、毎年3月13日の象の日を中心に、タイの象観光産業を破壊し、タイが象を飼育し動物を虐待しているという非難を歪曲するために攻撃するからだ。象の飼育は、タイの人々が何百世代にもわたって代々受け継いできた知恵の遺産であるにもかかわらずである。

ベンタ氏は、タイの象飼育を非難する財団のほとんどは、自国で象を飼っていない外国人だが、動物保護や環境保護の名目で利益を上げていることにも気づいたと語った。その団体のウェブサイトをクリックすると、募金機能があることがわかった。ベンタ氏は、誰もがこのようなニュースを公平な態度と視点で受け止め、歪曲された虚偽のニュースに惑わされないよう願っていると述べた。

（wan編集、出典：Sanook）