タイは10月にアストラゼネカとファイザーの混合ワクチン接種を開始し、年末までに累計1億4000万回分のワクチン購入と配布を達成する予定。

タイ情報ネットワークによると、タイ疾病管理局のソペン副局長は9月3日、8月25日の会議における予防接種および疾病予防小委員会の勧告に基づき、最新の海外研究結果とタイ国内の科学研究データを組み合わせて、医療および健康緊急センターの執行委員会が以下の混合ワクチン接種法を承認したと述べた。
1. シノバックワクチンとアストラゼネカワクチンの混合ワクチン接種。2回の接種間隔は3～4週間。対象者は18歳以上。
2. アストラゼネカワクチン＋ファイザーワクチンの混合ワクチン接種、2回の接種間隔は4～12週間、対象者は18歳以上の人々。

9月末までに1,000万回分のファイザー製ワクチンがタイに到着する予定であるため、10月には上記のワクチン接種対策が実施される予定だ。医療従事者の接種が終わった後、ファイザーのワクチンはまだ少し残っているが、残りは多くはない。病院は、高齢者や慢性疾患患者など、リスクの高いグループへの接種を優先する。これらの人々のほとんどは、6月にアストラゼネカのワクチンの1回目の接種を受けており、現在は2回目の接種の時期である。シノバックワクチンを2回接種した人には、アストラゼネカのワクチンが追加接種として使用される。

また、新型コロナウイルス感染症から回復した人は、体内の抗体を増やして再感染を防ぐために、回復後1か月から3か月の間に追加接種を受ける必要がある。ワクチンを2回接種したにもかかわらず感染が判明した人は、回復後に追加接種を受ける必要はありません。

ソポン副局長は、タイは今年末までに新型コロナワクチン1億4000万回分を購入し配布する予定であり、その内訳はアストラゼネカ製ワクチン6100万回分、シノバック製ワクチン3150万回分、ファイザー製ワクチン3150万回分、シノファーム製ワクチン1100万回分、モデルナ製ワクチン500万回分であると述べた。 （hushによる翻訳 出典：Matichon）