タイの公的債務は9兆バーツを超える

タイ財務省が今年8月末に発表したデータによると、タイの公的債務は8月末時点で9159億5130万バーツに達し、同国のGDPの57.01%を占め、7月と比較して250億4500万バーツ増加したとTaiguo.infoが報じた。財務省は、今年末までにタイの公的債務がGDPの58.88%に達すると予想している。

報道によると、9月にはプラユット首相が議長を務めるタイ政府の財政政策委員会の会合でも、財政余地を増やし経済発展を刺激するために公的債務上限を（GDPの）70％に引き上げる政策提案を可決することに合意したという。また、プラユット首相が議長を務める閣議では、複数の融資提案を含む2022年度国家予算に関する提案がすでに可決されていたことも分かっている。最終的に、会議では3兆バーツを超える予算を割り当てることで合意した。タイの公的債務は2022年にGDPの62.69％を占めると推定されている。

（出典：posttoday）