タイ警察は、国際的な銃の密輸と密売のリーダーと16人のギャングを逮捕し、大量の銃と弾丸を押収した。

タイメディアが6月14日に報じたところによると、タイ国家警察は「サウザンド・バレット・ベル」として知られる国際銃器密輸・密売のリーダーとそのギャングのメンバー16人を逮捕し、1億5000万バーツの資金の流れを発見した。

6月13日、国家警察長官スワンの銃の密輸・売買組織逮捕命令に基づき、中央捜査局の捜査司令官ジラポ中将が捜査班を率いて、チョンブリ県の村長の元補佐官だった銃の容疑者ドゥ・ヌポ（通称「千の弾丸の鐘」）を逮捕した。

「千弾ベル」は国際的な銃の密輸と取引の中心人物であると報じられている。彼はチョンブリ県とカンチャナブリ県の間で政府関係者に働きかけて銃の購入許可を得ようとしたり、近隣諸国に銃を輸出したりしている。現在、保有銃器数は2,000丁に達し、キャッシュフローは1億5,000万バーツを超える。

この逮捕作戦では、「千弾鐘」のほかに、ギャング構成員16名も逮捕され、車両6台、「千弾鐘」名義の不動産2件、船舶5隻（漁船4隻、客船1隻）、銃17丁、弾薬1万発以上、銃購入許可証36枚、銃所持許可証490枚、銀行通帳28冊などの物的証拠が押収された。

ジラポ警察中将は、以前スワン警察長官から、国際的な銃の密輸や売買組織を徹底的に一掃するよう命令を受けていたと述べた。この作戦は、2020年にチェンライ県とノンカーイ県で犯罪対策局が多数の国際銃器密輸・密売組織を逮捕したことに続く新たな偵察作戦である。

これらの逮捕を行う前に、犯罪抑制部隊は捜査を拡大し、銃関連の容疑者であるドゥヌポ、または「千の弾丸の鐘」と呼ばれる重要人物を特定した。彼が政府関係者、ボランティア、地域の麻薬対策チームとつながりを持っていたことが判明した。彼らは名前のリストを入手した後、それを郡知事に渡し、州の給付金で銃を購入するための銃購入許可証を発行するよう求めた。彼らは銃を購入した後、近隣諸国の資本家だけに販売しており、その数は数百丁から数千丁に及んだ。

銃犯罪容疑者「千弾鐘」は、文書偽造と国家福祉権による銃購入の容疑で内務省犯罪対策局の捜査を受けていた。捜査の結果、実際に文書偽造と販売者の署名偽造を行っていたことが判明した。さらに、2021年9月14日にはチョンブリ警察に逮捕され、ライフル銃46丁が押収されたが、その全てに銃の所有証明書が添付されていた。

（翻訳：胡暁宇、4.0翻訳工房、校正：wan、出典：sanook）