タイ警察、カンボジア警察と会談、通信詐欺集団の取り締まり強化へ

9月6日のタイメディアの報道によると、タイ国家警察のスラチェット副長官と彼のチームは9月4日にカンボジアに行き、タイの逮捕状に基づいて逃亡した犯罪容疑者（通信詐欺グループ）の追跡を支援するためにカンボジア国家警察のストン長官と会談する予定だった。容疑者らは携帯電話のアプリを餌として使い、タイ人を融資詐欺に誘い込む行為に関与していたとみられる。この犯罪組織は、8月28日にタイのサムットプラカーン県で発生した家庭内殺人事件にも関与している。

これを受けて、カンボジア警察とタイ警察は緊密に協力し、タイ人や中国人を含むこの通信詐欺グループのすべての容疑者を追跡、捜査、逮捕するために全力を尽くす予定である。この事件では、警察は22人の容疑者に対して逮捕状を発行しており、そのうち11人が逮捕され投獄されているが、他の11人は依然として逃走中である。

逃亡した11人のうち9人はカンボジアに逃亡したことが判明した。タイ警察はカンボジア警察と協力してこれらの逃亡容疑者を逮捕し、法に基づいて起訴するためタイに引き渡すことを決定した。さらに、PDスラチェットはプノンペン駐在のタイ大使スキヤ氏とも会談し、カンボジアに誘い込まれた通信詐欺団をタイ人が支援している問題について話し合った。

最後にスラチェット警察長官は、今回のカンボジア訪問は通信詐欺組織との戦いにおいてカンボジア警察との協力を強化するためであり、カンボジア警察はタイ警察と緊密な協力関係を維持し、容疑者全員の逮捕とサイバー犯罪問題への共同での取り組みと解決に協力することを約束したと述べた。

（翻訳：陳燕軍、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：thaipbs）