タイが国際平和維持演習「運命の共有2021」に参加

タイ情報ネットワークによると、9月6日、玉山の陸軍の訓練基地で国際平和維持実弾演習「共通の運命2021」が始まった。演習には中国、モンゴル、パキスタン、タイなどの国が参加した。

これは中国軍が主催する初の国際平和維持多国間実弾演習であり、また、平和維持待機部隊の構築成果が合同演習の形でテストされたのも初めてであると報じられている。この演習は「多国籍平和維持部隊の共同作戦」をテーマとし、国連の「平和維持活動」の取り組みに応え、人類運命共同体の構築に貢献し、平和維持部隊派遣国間の実務協力を促進し、平和維持待機部隊の任務遂行能力を共同で強化することを目的としている。

演習は国連の標準作戦手順、交戦規則、実際の戦闘要求に基づいて設計され、実際の現場、実際の事例、実際の装備、実際の兵士を頼りにし、参加各国の指揮官で構成された合同指揮部が設立された。演習の主な内容は戦場偵察、警備巡回、武装護衛、民間人保護、テロ攻撃への対応、臨時作戦基地の建設、戦場救助、疫病抑制などであり、基本的に現在の国連平和維持活動の主な作戦スタイルを網羅していた。演習は専門訓練、混合合同訓練、観察・模擬訓練の3段階に分かれており、9月15日に終了する予定だと報じられている。 （出典：中国軍事ネットワーク）