バンコクの路上で4人の遺体が発見され、そのうち2人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。

タイ情報ネットワークによると、タイ国家警察のビヤ副長官は21日、バンコクの路上で4人の遺体が発見された事件について語った。同長官は、検死の結果、死者のうち2人は生前に新型コロナウイルスに感染していたことが判明したと述べた。さらに、関係者全員が事件の捜査に全面的に協力し介入しており、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、関係者以外の現場への立ち入りは禁止されていると主張した。

20日にはバンコクのラチャダムヌーン通り、ワット・ボーウォンニウェート寺院付近、ラマ4世通り、テープワララム寺院付近で遺体が発見されたと報じられている。路上で発見された遺体は計4体で、その後多数のメディアで報じられた。死亡者のうち２人は新型コロナウイルスに感染していたことが確認されており、１人は陽性と判定されておらず、残りの１人は現在検査結果を待っている。

また、遺体の回収作業が夜まで待たされたため、多くの人々の不満を招いた。しかし、これに対してビア国家警察副長官は、遺体の収容が確かに少し遅れたのは、職員が職務を怠ったからではなく、一部の人がまず応急処置を行わなければならなかったためだと認めた。そして、このような事件の処理には、通常の遺体収集事件よりも多くの手順が必要になります。何よりも、新型コロナウイルスで亡くなる方が続出している現状では、業務には特に注意が必要です。職員に対して国民の理解が深まることを期待します。

（出典：Thaipbs、翻訳：Zhifou）