タイは新型コロナウイルス感染者数のカウント方法を調整し、新たな感染者数を報告しない。

タイ情報ネットワークによると、タイ保健省のキティポン副大臣は1月27日、対策を緩和し、レストランでの酒類の販売を23時までとしたところ、感染者数は減少し、市場で確認された感染例のみになったと明らかにした。そのため、保健省は新型コロナウイルス感染症の感染者数のカウント方法を調整し、新たに確認された感染者数は報告せず、累計感染者数のみを報告することになった。

キティポン氏は、タイにおける現在のCOVID-19の流行では、患者の90％以上がオミクロンに感染していることが確認されたと述べた。海外から輸入された症例のうち、オミクロンの感染確認率は100％であり、学術研究データによればオミクロンの感染率は低下傾向にあるという。青色の観光パイロットエリアとオレンジ色の流行エリアでは対策が緩和され、レストランでは23時以降まで酒類の販売が可能となった。保健省は今日、1つの省からのみ流行データ報告を受けており、流行は減少し、感染例は市場エリアでのみ確認されているとしている。しかし全体としては、Test&Goを通じて入国する観光客は依然として2回のRT-PCR検査を受ける必要がある。

保健省は、新型コロナウイルス感染者数の集計方法について、新規感染者数の報告をやめ、累計感染者数のみを報告するかどうか調整すると報じられている。この点について、キティポン氏は、アヌティン副首相が関係部局に協議するよう方針を出したと述べた。例えば、デング熱や下痢に関するデータは毎日報告されるわけではなく、重症患者数と死亡者数のみが報告されている。

「しかし、どこで流行が広がっているのか分からないと人々は恐れる必要はない。なぜなら、私たちは病院で数字を把握しており、流行を防ぐために病院システムを通じて病気を調査しているが、毎日新しいデータを報告しているわけではないからだ。」

COVID-19警戒レベル4をレベル3に引き下げることができるかどうかについて。キティポン氏は、まだ調整は行われず、現在の発表は主にバンコクとその周辺地域、およびブルーゾーンの観光県に焦点を当てていると述べた。

（出典：マソン、翻訳：ワン）