鶏を盗んだとして捕まったタイ人男性は、ウルトラマンのマスクをかぶって他人に見せないようにした。

9月29日のタイメディアの報道によると、ノンタブリー県ラッタナティベット警察署は、5万バーツ相当の闘鶏を紛失したとの通報を住民から受けた。

闘鶏の飼い主であるDさんによると、彼は有名な養鶏場から1羽5万バーツで闘鶏2羽を購入し、自宅前で飼育していたという。翌朝目覚めると、闘鶏が盗まれていたため、通報することにしたという。通報を受けたラタナティベット警察署は捜査に警察を派遣し、容疑者2人を逮捕し、行方不明の闘鶏2羽を回収した。

犯人は、闘鶏の持ち主を以前から知っていたことを認め、闘鶏を300バーツで買いたいと思ったが持ち主が同意しなかったため、300バーツで買えなければ二度と闘鶏を見せないと脅したとみられる。犯人は友人とともに真夜中に闘鶏２羽を盗んだが、警察に捕まるとは思っていなかった。

犯人は「私たちは友人だが、彼は闘鶏を売ることを拒否したので、私と友人は彼を脅すために真夜中に闘鶏を盗んだ。今日返せば問題は解決すると思った」と話している。さらに、このことでニュースに取り上げられたら恥ずかしいので、記者とのインタビュー中ずっとウルトラマンのマスクを着用していたとも語った。

（翻訳：劉 静明、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：nationtv）