チャン島のビーチで遊んでいた外国人観光客2人が波にさらわれ、2人とも死亡した。

タイ情報ネットワークによると、7月10日朝、トラート県チャン島のビーチで水遊びをしていた外国人観光客2人が波にさらわれた。スペイン人女性観光客1人はその場で溺死し、フランス人男性観光客は行方不明になった。当時は風と波が強かったため、救助隊は海に入って捜索することができなかった。

7月11日、チャン島郡長のスリサ氏はチャン島警察署や救助隊員ら20人を率いて再び現場に向かい、40メートル離れた海や海岸沿いで行方不明の男性観光客を捜索した。2時間の捜索の後、午前9時45分、行方不明者が消えた海の近くで、海に浮かんでいる遺体を発見した。警察の検査の結果、浮かんでいた遺体は行方不明のフランス人男性観光客であることが判明した。

コ・チャン郡の市長は、現時点ではコ・チャンでは雨が頻繁に降り、ビーチではしばしば大きな波が立つと述べた。市長は、観光客が赤い警告旗が掲げられている海域で泳がないことを願っている。死亡した観光客2人に関しては、コ・チャン島は関係部局と調整し、タイにある関係国の大使館に連絡を取り、犠牲者2人の遺族が事後処理を行えるようにした。

（wan編集、出典：matichon）