タイ東北部の大規模な麻薬密売組織が壊滅、麻薬資金は24億ドル超

タイメディアの12月14日の報道によると、タイ麻薬取締局はメコン川の麻薬輸送ネットワークで大規模な麻薬密売グループを摘発し、主要麻薬密売人3人とその部下数百人を逮捕した。さらに、この麻薬撲滅作戦では24億バーツ以上の麻薬が押収された。

この作戦はタイ国家警察、麻薬取締局、麻薬取締局を含む複数の部局が共同で実行した。麻薬密売人らは北東部から南部へ麻薬を輸送中に逮捕され、警察はトラック6台、乗用車2台、ピックアップトラック2台、土地証書、通帳、銃、弾丸を押収した。

麻薬取締局第二局長のタナラ少将は、逮捕は2022年6月14日にさかのぼり、警察はナコンラチャシマ県でワッタナという名の麻薬の売人を逮捕し、197万6千錠の麻薬を押収したことを明らかにした。警察はデータベースから、麻薬密売組織が何度も北東部から南部へ麻薬を運び、販売していたことを突き止め、麻薬密売人３人を逮捕した。

警察は2022年9月3日、国際・国内貨物運送業者を装いながら、実は密かに麻薬を密売していた麻薬関連人物2名をさらに逮捕した。その後の警察の捜査で事件には多数の関係者が関与していることが判明し、東北７県で３０件の逮捕状が出された。警察は2022年11月15日から12月15日にかけて、麻薬密売組織の関連資産を大量に凍結・押収した。

警察は麻薬組織の資金源を捜査した結果、それが南部の人物と関係があることを突き止めた。この麻薬密売グループの麻薬は近隣諸国から来ており、彼らは5億ドル以上の流動資本と14の「トロイの木馬口座」を持っている。警察は現在、麻薬密売組織に対して複数の告訴を行い、組織を逮捕した。

（翻訳：張慧清、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）