タイとカンボジアは共同で4つの大規模な通信ネットワーク詐欺グループを壊滅させ、89人の容疑者を逮捕した。

タイメディアが7月11日に報じたところによると、タイのデジタル経済社会省と情報技術犯罪対策センターはカンボジアと協力し、カンボジアのシアヌークビルとポイペトに潜伏する4つの大規模な通信ネットワーク詐欺グループを壊滅させ、89人の容疑者を逮捕した。捜査後、容疑者はタイに送られ、さらなる裁判を受ける予定。タイはこれまでに237件の逮捕状を発行し、138人の容疑者を逮捕、99人が現在も追跡中となっている。

タイ国家警察のダムロンサック副長官は、チャイウ・デジタル経済社会相とともにカンボジアに行き、「通信詐欺犯罪対策におけるタイとカンボジアの協力に関する覚書」に署名するとともに、大規模な通信ネットワーク詐欺集団の事件4件を追跡し、さらにタイに持ち帰って裁判にかけるよう命じられた。

警察長官のタン・ロンサック氏は、情報技術犯罪対策センターがこれまで5回にわたり20人以上の関係職員をカンボジアに派遣し、カンボジア警察の容疑者逮捕を支援したと述べた。カンボジアのシアヌークビルとポイペトで合計5つの巣窟が破壊され、合計89人の容疑者が逮捕された。容疑者はオンラインデートソフトや詐欺的な投資を通じて通信詐欺を行っていた。

タン・ロンサック警察長官は、逮捕作戦はプノンペンのタイ大使館と十分に連携して行われたと述べ、作戦に対するカンボジア警察の強力な支援に感謝の意を表した。 89人の容疑者はカンボジアの入国管理法に違反したため、現在もカンボジアで取り調べを受けている。取り調べ後、ダムロンサック警察長官と情報技術犯罪対策センターの職員はサケーオ県に行き、容疑者をタイに連れ戻し、さらなる裁判を行う予定である。

（翻訳：Peng Hua、4.0 Translation Workshop、校正：Wan、出典：Thairath）