タイ・ミャンマー国境紛争により3,700人以上の難民がタイへ避難

タイ情報ネットワークのタイメディアの報道によると、27日から今朝にかけて、タイ・ターク県メーソート郡の国境におけるミャンマー政府軍とカレン民族同盟（KNU）の状況は安定しており、双方の間で衝突は発生していない。両者の衝突の結果、被災地には3,700人以上のビルマ難民がおり、彼らはメーソート県の3か所とポプラ県の1か所を含むタイ国内の4か所に逃れた。タイ政府は以前、紛争地域の状況が安定すればビルマ難民を定住させ、ミャンマーに送還する手配をすると表明していた。

カレン民族同盟の広報担当者パド・ザトイン氏は、難民に対する援助と救援に対してタイ政府に感謝の意を表した。さらに、国連がミャンマー政府軍に対し、航空機やヘリコプターを使った空中作戦をやめるよう圧力をかけられることが期待される。ミャンマーの爆撃目標は常に裕福な地域が中心であり、その空爆により家屋や人々の生命や財産に深刻な被害が生じているからだ。

（出典：マソン、翻訳：ワン）