タイの同性婚法案、議会で第2、第3ラウンドの審議へ

タイメディアの報道によると、タイの「結婚平等法」草案を検討する特別委員会の副委員長で進歩党所属のタンヤワ氏は3月26日、下院が3月27日に草案の2回目と3回目の検討を行うと明らかにした。

タニャワ氏は、この草案は会議で必ず可決されるだろうと述べた。特別委員会の作業は順調に進んでおり、改正案は進歩党の草案と一致している。例えば、児童の権利に関する条約の要件に従い、法定婚姻最低年齢は17歳から18歳に変更される。この法律はタイ憲法官報のウェブサイトに掲載されてから120日後に発効する。

しかし、草案の一部の内容を修正すべきかどうかについては、依然として意見が分かれている。タイの公的機関は、どんな性別の人も親の権利と義務を得る権利があるとしている。進歩党も、異なる性的指向を持つ人々からなる家族の形成は原則として認められるべきだが、この問題は、医療補助による生殖に関する児童保護法や性自認法など他の法律でも改正されるべきであり、多様な性別の人々が法律を通じて自らの性別を定義でき、親になる機会を得られるべきだと考えている。婚姻平等法案の草案では、すでに児童養子縁組の問題が規定されている。

さらに、この草案に対する社会のあらゆる分野からの反応は前向きなシグナルを送っており、タイ社会が男女平等を実現するために開いた最初の扉と見られているが、誰もが自分の性別や性的指向を自由に表現できるタイトルを設定するなど、解決すべき困難な問題がまだ多くあることを忘れてはならない。残念ながら、下院は進歩党が提案した草案をすでに否決している。したがって、結婚平等法はタイ社会における男女平等やその他の平等を推進する上で重要な一歩であり、今後も推進する必要がある。

（翻訳：王 呂業、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：thestandardth）