タイ警察、バンコクのポルノ施設を解体

タイ情報ネットワークによると、タイ国家警察は最近、バンコク、アーントーン、チャイヤプーム、カンチャナブリの4県で「バジル炒め」チームを撲滅する作戦を開始した。未成年の少年を騙してポルノ写真やビデオを撮らせる犯罪組織を根絶するためである。

3月25日午前6時、タイ国家警察の人身売買対策センターは、バンコクのブンクム区で、児童ポルノの違法製造または頒布、人身売買、15歳未満の児童への性的虐待の疑いで、33歳の容疑者パチャラナンを逮捕した。警察が到着したとき、容疑者は自宅におり、当局はその場で容疑者を逮捕し、携帯電話とパソコンを押収した。予備捜査によると、警察は大量のポルノ画像やビデオを発見した。

警察によれば、今回の逮捕は、2月4日にナコンパノム県で少年たちを騙してポルノ写真やビデオを撮らせたギャング集団の壊滅を受けて行われたもの。これらのギャングは、犯罪を犯す前にまず少年たちと仲良くなり、それから彼らを騙してヌード写真や秘密の写真を撮らせ、その写真を金銭やオンラインゲームの賞品と引き換えに様々なグループに密かに送ったり売ったりしていた。特に「フライドバジル」と呼ばれる大規模な秘密グループがあり、メンバーは約400人で、1人当たり150～400バーツの会費を徴収している。

警察は捜査の結果、これらのギャング団のほかにも、各地に多数のギャング団が散在していることを突き止めた。そのため、警察は証拠収集を急ぎ、これらのギャング団を一挙に逮捕する予定だ。

（翻訳：陳立堯、4.0 翻訳ワークショップ：wan によるレビュー、出典：thairath）