タイ農業省は冷凍肉の違法密輸を取り締まり、タイ北部の冷蔵施設を厳しく検査した。

タイメディアが9月4日に報じたところによると、チャレンチャイ農業大臣は、海外から密輸されチェンマイ県とチェンライ県に隠された肉に関する最近の報道を受けて、畜産局長に早急に真相を調査し、調査報告書を出すよう指示したことを明らかにした。

畜産局長は、検査検疫と関係部門に直ちに現場に出向き調査するよう指示したと述べた。調査の結果、冷凍肉の隠し場所は計9か所（チェンライ4か所、チェンマイ5か所）あり、豚肉1万5050キロ、牛肉5530キロが見つかったが、いずれも帳簿や輸送許可証通りで、2015年の動物疾病法に違反していなかった。

9月2日～3日の調査報告によると、検査検疫部門とチェンライとチェンマイの動物検疫所による綿密な調査の結果、チェンライで4つの冷蔵倉庫が発見された。家畜取引許可証や関連書類を一つずつ調べたところ、1つ目の倉庫からは豚肉計200キロ、2つ目の倉庫からは豚肉1,000キロ、3つ目の倉庫からは豚肉100キロ、4つ目の倉庫からは豚肉300キロが見つかった。

チェンマイには冷蔵倉庫が５カ所あり、それぞれの畜産取引許可証や関連書類を一つずつ調べたところ、１カ所目からは豚肉１５００キロ、牛肉５００キロ、２カ所目からは豚肉１３００キロ、牛肉３５０キロ、３カ所目からは豚肉５５０キロ、牛肉４６８０キロ、４カ所目からは豚肉１万キロ、５カ所目からは豚肉１００キロが見つかった。

畜産局による徹底的な調査の結果、多くの違法な肉の保管施設が破壊され、違反者は処罰された。これとは別に、商品の蓄積を防ぐために冷蔵倉庫も検査されます。

（翻訳：Xu Ruiyang、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：thansettakij）