タイ、空港でサル痘流行国からの入国者に対する厳格な検査を開始

タイ情報ネットワークは5月24日、タイのメディア報道によると、タイ保健省疾病管理局の公式フェイスブックアカウントが、スワンナプーム空港の職員が「サル痘」の蔓延リスクがある国からタイに入国する観光客を検査している写真を掲載し、タイパスシステムでサル痘を検査できると述べ、空港からサル痘ウイルスに感染した観光客の入国を阻止することを目指していると報じた。

保健省疾病管理予防局は以前、サル痘ウイルス監視計画を公表しており、現在はサル痘の発生国からの観光客を検査するための公衆衛生緊急対策センターを設立しており、これにより発生源での病気の早期発見とタイ国内での病気の拡大防止に役立つだろう。

タイのサル痘対策は、ナイジェリアやコンゴなどの中央アフリカ諸国や、英国、スペイン、ポルトガルなどサル痘ウイルスが蔓延している国など、リスクの高い国からの観光客に重点を置いている。空港では、上記国からの関連便の乗客を検査し、明らかな傷跡がないか確認し、健康カードを配布する。同時に、観光客にタイランドパスシステムのQRコードをスキャンするよう求める。発熱や水疱などの症状がある場合は、観光客はシステムに登録され、最寄りの病院で適時に治療を受け、渡航歴について質問される。

（翻訳：Lv Yanmei、4.0翻訳アクションワークショップ、校正：wan、出典：thaipbs）