タイ、非常事態法を19回目、2か月延長！

タイ情報ネットワークは7月8日、タイメディアの報道によると、新型コロナウイルス対策管理センターの会議後、同センターのタウィーシン報道官が、タイのプラユット首相が新型コロナウイルス感染データはタイ新型コロナウイルス対策管理センターが公表すべきであり、病床数は重症患者の治療を支えるのに十分であると指摘したと述べたと報じた。非常事態法の施行期間は19回目でさらに2か月延長される。

プラユット首相は会議で、第26週の全国の新規感染者数は20万7643人に達し、1日平均2万9000人の新規感染者が確認されていると指摘した。このうち重症患者763人、挿管患者327人、2次・3次病床の使用率11.9％は重要なデータだ。一方で、重症患者の治療を支える十分なベッド数を病院は確保しているとし、高齢者の感染や死亡を防ぐため、国民にはできる限りマスク着用に協力してほしいと語った。また、メディアや専門家、ソーシャルメディアユーザーが発表した感染データは、一貫性があり、多くの矛盾も含んでいると強調した。これは疾病管理センターと保健省の主な責任であり、各方面が協力し、疾病管理センターの意見に耳を傾けることを期待する。

また、衛生副大臣は会議で「新型コロナウイルスの流行を地域的な流行として扱う」方策を提案し、これには経済対策、社会対策、関係機関の支援による医療公衆衛生対策、公衆衛生医学、法律、社会、コミュニケーションと広報の4つの方策も含まれている。

同時に、議会は、2015年感染症法の規則14(1)に従って、国家感染症委員会に新型コロナウイルス感染症の予防と制御のための政策枠組みと実施ガイドラインを策定させ、国民、特に608の高リスクグループにワクチン接種を促す提案を可決した。そして、抗ウイルス薬をより便利に提供できるシステムを開発し、広報部を通じてマスク着用の重要性を周知させましょう。

会議では、緊急事態法の施行期間をさらに2か月、つまり2022年8月1日から9月30日まで延長することも決定しました。緊急事態法を延長する目的は、病気を予防し、人々の命を守ることです。国民がそれを認識して、いかなる形でも自由を制限しないことを願っています。

（翻訳：黄英英、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：innnews）