今年上半期、タイの中国への生鮮果物輸出は100万トンに達し、輸出額は812億バーツを超えた。

タイ情報ネットワークが7月8日に伝えたところによると、タイのチャレンチャイ農業大臣は、今年上半期のタイの中国向け生鮮果物輸出量が112万3543トンに達し、前年同期比12万トン増加し、輸出額は812億8200万バーツに達したと明らかにした。特に中国は、ダイナミックなゼロコロナ対策、ロシア・ウクライナ戦争による原油価格の高騰、陸・海・空の輸送コストの上昇、経済状況の悪化による消費者の購買力への影響に直面しており、その結果、生鮮果物の輸出は29億バーツ減少し、3.45%減少した。

また、中国に輸出される生鮮果物の中では、ドリアンの輸出量が第1位であり、次いでココナッツ、リュウガンとなっている。中国での疫病の影響により、昨年末から今年初めにかけて一部の検問所が閉鎖され、リュウガンの輸出量が大幅に減少した。タイ側は果物の輸出戦略を調整しなければならなかった。

チャレンチャイ大臣は、官民の果物農家の協力に感謝と祝意を表した。彼らの協力により、タイの果物は中国で約50%、チリで10%、ベトナムで6%の市場シェアを獲得することができた。農業省は、果物の品質と基準を向上させるとともに、果物が新型コロナウイルスや植物の害虫や病気に汚染されるのを防ぐための政策を継続的に導入していく。

（wan編集、出典：matichon）