タイの人口は2021年に正式にマイナス成長に突入

タイのメディア報道によると、国家高齢者委員会は最近、2021年のタイの高齢者の状況に関する報告書を発表した。報告書は、2021年のタイの総人口は6,670万人で、そのうち1,250万人が高齢者であり、タイの総人口の18.8％を占めていると指摘した。年齢層は次のとおりです。

前期高齢者（60～69歳）760万人
中高年（70～79歳）350万人
後期高齢者（80歳以上）140万人

2021年、タイでは初めて死亡者数が出生者数を上回り、死亡者数は563,650人、出生者数は544,570人となり、予想よりも速い人口減少率となった。タイの人口は今後20年間減少し続けると予想されており、高齢者人口は2021年の1,250万人から2040年には2,050万人に増加し、総人口の31.4％を占めると予想されています。

高齢者の健康状態については、アルツハイマー病患者は680万人、寝たきり患者は4万6,779人となっている。また、新型コロナウイルス感染症の流行中、2021年には高齢者18万2,950人が感染し、感染者総数（167万人）の11％を占め、うち1万4,597人が死亡し、感染後死者総数（2万917人）の69.8％を占めた。

高齢者822万人がワクチンの1回目の接種を受け、738万人が2回目の接種を受け、70万人が3回目の接種を受けた。

（wan編集、出典：matichon）