銀行カードに異常な請求があった場合は、警察に通報せずに銀行に直接連絡して対処することができます。

タイ情報ネットワークによると、ここ数日、タイの多くの銀行口座から異常な引き落としが行われ、損失総額が1000万バーツを超えるとのニュースが注目を集めており、大多数のカード保有者は事件解決の進展を懸念している。 10月19日、タイ国家警察のダンロンサック副長官は銀行との会合を開き、各銀行が金銭が引き落とされた被害者に連絡を取り、5営業日以内に補償を完了する責任があるとの結論に達した。国民は事件を報告するために警察署に行く必要はない。

各機関は専属のコーディネーターを設置して内部の情報交換や支払いの調整を行い、各リンクにかかる時間を短縮し、容疑者の早期逮捕に努めると報じられている。現在までに5,700枚のクレジットカードと4,800枚の貯蓄カードの情報が漏洩しており、被害額は1,000万バーツを超える。

タイ銀行協会と各金融機関は、各銀行が影響を受けた口座の数を確認したと発表した。口座に異常な操作があったことに気付いたものの、銀行から補償に関する連絡を受けていない場合は、カード所有者が自ら銀行に報告し、相談することができる。銀行が差し引きが不当であると確認した場合、5日以内に返金される。捜査により、犯罪者は銀行システムに侵入することはできず、代わりにカード所有者の情報を盗み、口座から他の口座に資金を移していたことも判明した。

マネーロンダリング対策委員会事務局は、各金融機関から被害者情報を収集し、捜査を開始すると明らかにした。また、上記事件の資金が国内口座、海外口座のいずれに送金されたかにかかわらず、最後まで捜査を行い、資金を回収して銀行に返還するとも明らかにした。 （hushによる翻訳 出典：タイランドチャンネル3）