タイのカジノに入場できるのは外国人だけですか？

タイメディアの報道によると、3月30日、ハートヤイ・ソンクラーホテル協会のスティポン会長は、観光業の発展を促進し経済を活性化させるため、政府は外国人のみが入場できるタイ初の総合娯楽カジノをハートヤイに開設できると述べた。

スティポン氏は、ソンクラー・ハートヤイ地域の利点はマレーシアに近いことであり、政府が合法的なカジノを開設すれば、違法なオンラインギャンブルを取り締まりながら、カジノから適切な税金を徴収できると述べた。同時に、政府はカジノが社会に悪影響を及ぼさないように、適切なカジノ規制措置を策定する必要がある。

しかし、国内ではカジノ合法化に反対する声も依然としてあるため、政府は開業当初は外国人のみの入場を認めるなど、カジノを観光資源として開発することに重点を置き、同時にカジノの収入や影響を評価するべきだ。次に、政府はタイ人が国内のカジノに入場することを許可するかどうかを決定する前に、タイ人が外国のカジノをどのくらいの頻度で訪れ、いくら費やしたかに関するデータを収集する必要がある。

総合カジノには遊園地、ホテル、レストランが含まれ、ギャンブルに参加しない人も他の娯楽活動を選択できる。カジノのオープンは観光の発展を促進するだろう。タイでカジノを合法化する時期が来ています。近隣諸国では多くのカジノが設立されており、その顧客の多くはタイ人です。

衆議院の特別委員会は木曜日（3月28日）、統合型カジノ開設の実現可能性に関する報告書を承認したが、進歩党は昨日、カジノ合法化への懸念も引き起こす報告書に反対を表明した。進歩党所属で国会議員でもあるラングスマン氏は、報告書にはオンラインギャンブル、マネーロンダリング、怪しいビジネスに対抗する対策が欠けているが、それでも下院で承認されており、オンラインカジノや各州での違法賭博場などギャンブル問題は依然として存在していると述べた。したがって、単に合法的なカジノを開設するだけでは問題は解決しません。進歩党はカジノの合法化に反対しているわけではないが、報告書は不完全だと考えている。

ナコンラチャシマ県選出のタイ貢献党議員クン・ソン氏は、同党は7月3日から10月30日までの会議でこのプロジェクトに関する法案を提案する予定であり、他の政党の議員も同様の法案を議会に提出する予定であると述べた。

国家汚職防止委員会の委員長は、この計画には同意するが、法律に従って実施されなければならないと述べた。

報告書の調査を主導した下院委員会の委員長で財務副大臣のチュラパン氏は、このような総合娯楽施設は経済的利益を生み出すだろうと先に述べた。同委員会はシンガポールと米国の同様のモデルも調査したが、これまでのところ問題は見つかっていない。

（翻訳：王 陸野、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：岳 漢、出典：bangkokpost）