ナコンシータマラートで10隻以上の漁船が沈没、多数行方不明、1人死亡

4月16日のタイメディアの報道によると、夏の嵐によりナコンシータマラート県のタイ湾で10隻以上の漁船が転覆した。現在、県や関係部局は応援のため大型船舶を派遣し、救助隊員らが関係海域で緊急捜索救助活動を行っている。多数の行方不明者がいると報じられているが、正確な行方不明者数は不明であり、救助活動が失敗に終わった後、負傷者1人が死亡した。

ナコン・シー・タマラート県知事アピナン氏によると、ナコン・シー・タマラート県の管轄区域内のタイ湾で暴風雨が発生し、レーム・タルンプック、バンプラ、カナブ・ナックなどの地域で漁師が漁船を岸に戻そうとしていたところ、転覆した。現在、レム・タルンプック地区では依然として10隻の漁船が行方不明となっている。数隻の漁船は海上の激しい嵐のため海岸近くに座礁し、着岸できなかった。多くの犠牲者が海に閉じ込められ、漂流している。現在、政府と関係部門は複数の部隊を派遣して支援を行っている。地域の海上警備隊、漁民の家族、複数の財団の救助隊員は大型船を操縦して海上で救助活動を行っているが、激しい嵐の影響で、海上の波は3～4メートルにも達し、救助は困難を極めている。現在の情報によると、救助活動が失敗し、犠牲者1人が死亡した。

タイのメディア報道によると、行方不明になった漁師の家族はタイ湾沿岸に集まり、家族の上陸を心配しながら待っている。負傷者は全員、救助船に救助され、治療のため病院に搬送された。しかし、いまだに救出されていない行方不明者も多く、その家族は不安を抱えながら待ち続けている。

関係部門の予測によると、ナコンシータマラート県の関連海域で少なくとも10隻の漁船が沈没した。政府の捜索救助隊に加え、多くの漁師も自発的に近海に出向き、巡視と閉じ込められた人々の救助に当たった。

関係部門は最近、タイを旅行する観光客に対し、気象状況に常に注意し、気象局が暴風雨警報を発令した場合は海に出ないよう注意を促している。

（翻訳：鄧千景4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：dailynews）