今年上半期、タイの中国への果物輸出は110万トンを超えた。

7月29日、タイ首相府の報道官タナコーン氏は、プラユット首相がタイの輸出の継続的な成長に満足の意を表し、タイの輸出の発展を積極的に促進し、タイ製品の輸出潜在力を高めた各省庁や機関に感謝の意を表したことを明らかにした。

タナコーン氏は、商務省の統計によると、タイの2022年上半期（1月～6月）の輸出総額は1491億8400万米ドルを超え、輸出は12.7％増加し、予想輸出増加率（4～5％）の3倍に達したと述べた。そのうち、農産物と工業用農産物の輸出は6月にタイの輸出促進に重要な役割を果たし、累計輸出額は265億5,300万米ドルに達し、前年比11.9％増加した。

統計によると、農産物の輸出は今年6月に21.7％増加し、累計輸出額は945億1100万バーツに達した。輸出の伸びが最も大きい製品は、主に米、冷蔵・冷凍の生鮮・乾燥果物（乾燥リュウガン、生ランブータン、生ドリアンなど）、冷凍・冷蔵・半製品の鶏肉などである。これらの製品の輸出は6月に20.1％増加し、今年上半期の輸出は8.3％増加した。さらに、6月のゴム輸出は16.1％増加し、累計輸出額は156億6,900万バーツに達した。今年上半期の輸出は4.7％増加し、累計輸出額は946億4,000万バーツに達した。

工業および農業輸出に関しては、16か月連続で成長しており、6月の輸出は28.3％増加し、累計輸出額は751億6,000万バーツとなった。今年上半期の輸出は27.9％増加し、累計輸出額は3,980億2,300万バーツとなった。そのうち砂糖が主な輸出品であり、今年上半期の輸出は138.8％増加した。缶詰魚介類および半製品魚介類の輸出は6月に15.3％増加し、今年上半期の輸出は11.7％増加し、累計輸出額は628億9,000万バーツとなった。

果物の輸出、特に中国への輸出は、輸出量が100万トンを超えている。農業局のデータによると、今年上半期（2月1日～7月21日）にタイは中国に合計約116万トンの生鮮果物を輸出し、累計輸出額は920億バーツに達した。そのうち、67万トン以上のドリアンが中国に輸出され、総額は720万バーツを超えた。現在、タイから中国への果物輸出の主な輸送手段は、海上輸送（合計約70万6000トン）、陸上輸送（合計約42万トン）、航空輸送（合計約3万2000トン）であることが分かっている。中国に輸出される主な果物は、ドリアン、青ココナッツ、マンゴスチン、リュウガン、ランブータン、ザボンである。