タイ首相府副報道官：プラユット氏は依然として首相である

タイ首相府のティパナン副報道官は8月25日、タイ憲法裁判所が8月24日にプラユット首相を停職にしたことについて、憲法裁判所の決定はプラユット首相の職を剥奪するものではなく、憲法裁判所の判決が出るまで首相として国政を運営する職務を一時的に停止するだけだと反論した。

ティパナン氏は、政府の正常な運営に影響を及ぼさないために、現在はプラウィット・ウォンスワン副首相が首相の職務を遂行していると述べた。したがって、憲法裁判所の上記決定は、政府の運営、各部署の職員の業務、各種政策の実施に何ら影響を及ぼすものではない。同時に、プラユット将軍は皆の支援に感謝し、国と国民のためにさらに尽力するため国防大臣としての職務を今後も遂行していくと述べた。

さらにティパナン氏は、憲法裁判所の審査にはそれほど時間はかからないだろうと述べた。審査が完了したら、請願書がプラユット将軍に送られ、プラユット将軍は請願書を受領してから15日以内に説明声明を提出できる。彼女は、すべての政党が憲法裁判所の判決を尊重し、プラユット将軍のように最初から最後まで法律と司法手続きを尊重することへの希望を表明した。

最後にティパナン氏は、野党（愛国タイ党）は憲法裁判所の審査結果を待たずにプラユット将軍に首相辞任を要求しており、これは司法手続きを認めていない真の現れだと付け加えた。ティパナン氏は、タイ貢献党がすべきことは、汚職事件を逃れてドバイに逃亡したタクシン元首相とインラック元首相をタイに帰国させて裁判を受けさせ、司法手続きに直接直面したプラユット将軍のような良い首相になることだと語った。