タイのチェンマイ空港の24時間営業計画は地元住民から強く反対されている

タイ情報ネットワークによると、タイのスリヤ運輸大臣は11月1日からチェンマイ空港を24時間運営すると発表した。しかし、この計画はチェンマイのメーヒア地区の地元住民から強い反対を受けている。

ニマン・ノラディー地区長ミーナ・チャンケオ氏は住民を代表して懸念を表明した。同氏は、住民は高高度飛行による過度の騒音に非常に不満を抱いているが、タイの公営空港会社はこれらの問題に対処するための具体的な計画をまだ打ち出していないと述べた。その結果、住民はチェンマイ空港を24時間運用する計画を中止するために行政裁判所に援助を求める予定だ。

空港付近の住民は、過去5年間に財産損失に対する補償として約2万バーツしか受け取っていないが、現在の問題解決に実質的な進展は見られていないと明らかにした。

紛争を解決するため、チェンマイ空港の上級幹部らがメーヒア地区の住民と会談した。空港当局は地元住民の不安を和らげるために一連の措置を講じると述べた。対策には、営業時間延長により損失を被った住民への補償のための特別基金の設置や、影響を受ける地域の住民の聴力検査の実施、空港の騒音レベルを測定するセンサーの設置などが含まれる。さらに、地元住民が作った商品を展示し、地域経済発展の機会を増やすために空港内に店舗を設置することを提案した。

（翻訳：wan、出典：thaiger）