マレーシアの高官は、タイが自国生産するアストラゼネカのワクチンの納入が遅れると予測している。

タイ情報ネットワークが9日に報じたところによると、タイのメディアはロイター通信を引用し、マレーシア科学大臣がタイのサイアムバイオ社が製造するアストラゼネカのワクチンが当初合意した時期より遅れて納品される可能性があることを明らかにしたと報じた。しかし、大臣はワクチンの配送の遅れがマレーシアにどのような影響を与えるか、また遅延がどのくらい続くかについては明らかにしなかった。

マレーシアは以前、今年6月にタイで生産されたアストラゼネカのワクチン61万回分、7月にさらに41万回分、8月から9月にかけて120万回分を受け取る計画を明らかにしていたと報じられている。

今回、マレーシア大臣は突然、タイで生産されるアストラゼネカ製ワクチンの納品が遅れるだろうと予測し、東南アジアにおけるアストラゼネカ製ワクチンの流通について懸念を表明した。これらすべては、最初の生産を開始したばかりのタイ工場による2億回分のワクチン生産にかかっている。

（出典：matichon、翻訳：Zhifou）