タイ保健省：インドの変異ウイルスは今後2～3か月以内にタイでも流行するだろう！

タイメディアが16日、タイ情報ネットワークに伝えたところによると、タイ保健省医療局長のスパジット博士は、4月から国内のウイルス変異問題を注視していると明らかにした。6月13日現在、全国で5,055人の感染が確認され、そのうち4,528人が英国変異ウイルスに感染していることが判明し、患者数の89.6％を占めた。また、496人がインド変異ウイルスに感染しており、患者数の9.8％を占めた。

また、南アフリカ変異ウイルスはナラティワート県の3郡でのみ感染が広がっている一方、インド変異ウイルスはバンコクで発生し、パトゥムターニー県で28件、ナコンナヨック県で8件、サコンナコン県で3件、パヤオ県で2件、ウボンラーチャターニー県で2件、チェンライ/ペッチャブリー/チョンブリー/チャンタブリー/コンケン/ウドンタニ/ルーイ県/ブリーラムで各1件、計404人の感染が確認されている。

まとめると、国内のウイルスの変種に注目すると、インド変異ウイルスは英国変異ウイルスよりも40％速く拡散するため、2〜3か月以内にインド変異ウイルスがタイで英国変異ウイルスに取って代わると予測できます。

さらに、医学部は、ワクチンの有効性がウイルスの種類によって影響を受けるかどうかの研究も準備している。この研究には200人のボランティアが参加し、ボランティアの体内にどのようなウイルス抗体があるかを調べるために血液が採取されている。オリジナルのウイルスに感染した場合、シノバックワクチンを2回接種したボランティアの抗体は100％に達したが、英国の変異ウイルスに対する抗体は50～60％に過ぎなかったことが判明した。インドや南アフリカの変異ウイルスに対する抗体検査や、アストラゼネカのワクチンを１回接種した後の抗体状態を観察する検査も、現在実施中だ。

さらに、保健省は国民が体内の抗体を検出するために迅速な検査方法にお金を使うことを推奨していません。これはまったく不必要です。この部分の調査に関しては、保健省が皆さんに代わって独自の調査を実施し、抗体調査はワクチン接種の間隔にも関係しています。

（出典：TNA、Matichon、翻訳：Zhifou）