バンコクで流行しているウイルスの大部分はインド変異ウイルスであり、疾病予防管理センターは外出時には二重マスクを着用するよう国民に注意を呼びかけています。

タイ情報ネットワークによると、タイ疾病予防管理センターの広報担当者タウィーシン氏は7月6日、タイでは現在イギリス型、インド型、南アフリカ型の3つの主要な変異ウイルスが流行していると語った。インド変異ウイルスは主に建設現場で発見され、建設現場の作業員はタイ北東部と北部の故郷に散り散りになっている。南アフリカ変異ウイルスについては、主に南部3県で流行しているが、現在はスラタニ県とチョンブリ県でも徐々に広がり始めている。保健省は引き続き厳重に監視している。

国内の流行状況から判断すると、英国変異ウイルスが65.1％、インド変異ウイルスが32.2％、南アフリカ変異ウイルスが2.6％を占めています。

バンコクの流行状況だけを見ると、英国変異ウイルスが47%、インド変異ウイルスが52%を占めていることがわかります。これは、4月から6月20日まではウイルスが22.5％を占めるに過ぎなかったのに対し、6月28日から7月2日までは同ウイルスの割合が52％に達し、徐々に増加していることから、バンコク地域でインド変異ウイルスが引き続き蔓延していることを示しています。

まとめると、防疫対策を厳格に実施し、外出時には二重マスクの着用を推奨します。

（出典：thaipost、翻訳：Zhifou）