タイ国立ワクチン研究所所長は国民に謝罪し、十分なワクチンを購入できなかったことを認めた。

タイ情報ネットワークによると、タイ国立ワクチン研究所のナコーン所長は21日の保健省の記者会見で次のように述べた。「国立ワクチン研究所は、研究が成功したワクチンやまだ研究中のワクチンを含む新型コロナワクチンの供給についてワクチン製造業者と連絡を取り、交渉しようとしている。」さらに、ワクチン研究所は2020年8月からワクチンを事前に購入する経路を見つけるために懸命に努力し、アストラゼネカのワクチン6100万回分を購入した。すべてのワクチン調達提案は、決定が下される前に作業部会とワクチン調達委員会の審査プロセスを経なければなりません。また、調達契約に署名する前に、契約書は関係法務部門に送付され、協議されます。そのため、処理と実行には一定の時間がかかります。

そのため、制限によりワクチンの購入が遅れたり、予定していた量のワクチンが購入できない可能性があります。彼は国立ワクチン研究所を代表してすべての兄弟姉妹に謝罪したい。彼らは最善を尽くしたが、現在の流行に対処するのに十分なワクチンをまだ購入できず、これは予期せぬ状況である。 2019年新型コロナウイルスのパンデミックの発生は、ウイルスの変異など、事前に予測できなかった、私たちがこれまで経験したことのない事態です。さらに、今回の流行は昨年よりも早く深刻化しており、ワクチンの購入が間に合わない状況に陥っていますので、改めて国民の皆様にお詫び申し上げます。

国立ワクチン研究所所長はまた、タイが世界保健機関のCOVAXプロジェクト計画に参加しているものの、COVAXプロジェクトを通じてワクチンを共同購入する協定にはまだ署名していないことも明らかにした。国立ワクチン研究所は、ワクチン同盟Gaviと連携してワクチン調達の交渉を開始する準備ができている。

（出典：Thairath、翻訳：Zhifou）