台湾の女優を脅迫した３人の警察官の警察帽子のデザインが復元された。

タイのメディア報道によると、台湾の女優アン・ユーチンさんは旅行中に検問所でタイ警察に2万7000バーツを脅し取られたという。事件後、タイ国家警察はバンコク京畿道警察本部に対し、法律に従って職務怠慢を犯した公務員を捜査・逮捕するよう命じた。 2月3日、この事件の最新展開があった。バンコクの京畿道警察本部のティーディー中将が事件検討委員会の会議を招集し、台湾人女優の恐喝事件の捜査の進捗状況をリアルタイムで追跡した。

警察のティディ中将は、刑事捜査局の報告書によると、事件当夜に検問所で勤務していた3人の警察官の警察帽の配置を記録した法執行機関の監視ビデオが復元されたことを明らかにした。捜査によると、監視カメラの映像は削除されたり圧縮されたりはしていなかったが、ハードディスクが破損していたため、監視カメラの映像を復元するには特殊な技術が必要で時間がかかったという。監視カメラは数時間にわたって周囲の状況を記録していたが、犯行や恐喝の過程を撮影した映像があるかどうかは確認できない。審査委員会は、上記の監視カメラ映像について予備調査を行っており、規則や法律に違反する行為が発見された場合、当該映像はその後の裁判で事件記録に含められることになる。

バンコクの京畿道警察本部捜査部長ティラド少将は、警察が現在、容疑者間の具体的なやり取りを捜査中であり、7人目、あるいは8人目の容疑者が関与している可能性もあると明らかにした。また、事件当夜、恵皇区で勤務していた警察官14人の携帯電話をチェックし、違反行為がなかったか調べている。

ティラド氏は「事件の詳細や発見された物についてはまだ明らかにできない。しかし、容疑者が違法行為を犯した場合、直ちにギャング犯罪として認定されるだろうということは確かだ」と述べた。

この事件の目撃者であるスカイという名のシンガポール人男性は、事件当夜に制服を着ていない警察官に1,000バーツ紙幣27枚を渡したと証言したと報じられている。警察は現在、防犯カメラの映像から関連する手がかりを得て、金がどこに行ったのか捜査している。

（翻訳：徐睿洋、レビュー：wan、出典：nationtv）