タイ警察は違法に借金を取り立てていた中国人男性を逮捕した。彼の債務者は2万人にも上った。

タイ情報ネットワークによると、タイ入国管理局のソンポン中将局長とタイ国家警察の国境を越えた犯罪者処罰センターの職員が共同記者会見を開き、27歳の中国人男性、廖姓の男を「無許可の債権回収業に従事し、他人や公衆に影響を及ぼす可能性のある他人のクレジットカードを違法に使用し、許可なく働いた」容疑で逮捕したと発表した。

今回の逮捕は、バンコク地域の貸金業者ネットワークの偵察を拡大した結果だと報じられている。警察は、貸金業者がプーケット県に移転し、依然として「Plutus cat Pro」アプリを通じて借金をした債務者に電話をかけ、借金の取り立てや高利の要求を行っていることを突き止め、さらなる捜査を開始した。

この組織はプーケット県コーケーオに秘密事務所を開設した。警察は証拠を集めた後、裁判所に捜索令状を申請した。標的の建物を捜索中に、27歳の中国人男性、リャオが発見された。彼の職務は従業員の管理、監督、調整、給与の支払いであったことが判明した。捜索中に残りの19人も発見され、債務者名簿や携帯電話カード、携帯電話、パソコンなど計43点の証拠品が押収された。

廖姓の男性のパソコンを調べたところ、債務者は約2万人いることが判明した。職員によると、毎日10～15人に電話をかけて、借金の回収を行っていたという。月給は1万～1万5000バーツで、債権回収に成功した人1人につき8バーツの手数料を受け取っていた。現在、警察は廖姓の男をプーケット県警察署に移送している。 （hushによる翻訳 出典：TNA）