妻と口論した後、和解を求めて警察署に向かった男が、警察の銃を盗んで発砲し始める

タイ・インフォメーション・ネットワークは8月24日、タイのメディア報道によると、昨日午後8時、ナコンパトム県ナコンチャイシー郡警察署で38歳の男が警官の銃を奪い、ドアの前で発砲し、最終的に射殺されたと報じた。事件後、ナコンパトム地方警察のチョンチャムン司令官と関係者が現場に赴き捜査を行ったところ、赤いベストと白黒のスウェットパンツを着用した38歳の男性の遺体を発見した。男性は警察により複数箇所を撃たれ、死亡した。同時に、駐車場付近で型式不明の薬莢25個以上が発見され、警察は証拠品としてこれらの薬莢を収集した。

チョン・チャウェン警察少将は記者団に対し、事件前、この男性は自宅で妻と口論になり、平穏を求めて警察署に逃げ込んだため、自ら警察署に残ることを希望していたと明らかにした。男は午後１時から夕方まで警察署にいて、警察署の近くで一夜を過ごす予定だったと伝えられている。その後、午後9時45分、犯罪捜査警察官の宋鵬中将が勤務に就き、自家用車で犯行現場の駐車場に向かった。車を駐車した後、後部ドアを開けてマスクを取り、装着しようとしたが、マスクを拾おうとかがんだ瞬間、背後から男が駆け寄ってきて銃を奪い取った。宋鵬警官は銃を奪い返そうとしたが失敗し、男はすでに銃身を掴んで発砲する態勢をとっていた。状況が良くないことに気づいた宋鵬警官は警察署の入り口まで逃げた。

事件当時、3人の警察官が事件を目撃しており、犠牲者を止めるために出動した。しかし男は止まらず、警察官3人に発砲した。双方が互いに発砲し、最終的に男性は警察に射殺された。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：nationtv）