タクシン：コリアンダーを育てるよりも、軍管轄区域の土地を農民に分配する方が良い

タイメディアの11月10日の報道によると、タイのタクシン・シナワット前首相はテレビ番組「ケアトーク×ケアクラブハウス」に出演し、「世界は進歩しているが、タイの首相は依然、軍用地を使ってコリアンダーを栽培している」というテーマで見解を述べた。

以前、洪水によりコリアンダーの価格が高騰した。このため、プラユット首相は農民の問題解決を支援するため、軍の土地を利用してコリアンダーを栽培するよう命じた。これに対しタクシン氏は、農産物の価格が下落しているときに値上げするのは不可能だと述べた。製品の価格が適正であれば、価格は自然に下がります。たとえば、軍事地域でコリアンダーを栽培することは不公平な競争です。

タクシン氏は「彼らは政府の土地、水、電気、兵士を使ってコリアンダーを栽培しているので、畑で一生懸命働く農民の仕事を『盗んでいる』ことになる。コリアンダーの価格が上昇しているのは洪水のせいだ。植える量が減るので、市場の需要と供給が減る。これは需給の問題だ。コリアンダーは成長が非常に早い植物なので、市場で調整できる。軍用地を使ってコリアンダーを栽培する必要はない。軍用地に土地が多すぎるなら、家族を養う必要がある農民に分配すべきだ。しかも、これは不公平な競争だ。原則として、国際社会はこんなことはしない」と述べた。

（出典：マソン、翻訳：ワン）