駐韓国タイ大使館：今後、済州島に入国するには事前に電子渡航許可証を申請する必要があります

8月11日のタイメディアの報道によると、韓国ソウル駐在のタイ大使館は、済州島への入国に電子渡航許可証を申請する必要はないものの、タイ人観光客は済州島を旅行する前にすべての情報を準備しておくべきであり、今後、韓国当局は入国前の電子渡航許可証申請の範囲に済州島への入国も含める予定であると強調した。

ソウル駐在のタイ大使館は8月10日、タイ国民向けに「韓国旅行ガイド」を発行した。同文書には、4月1日からタイのパスポート所持者は90日以内であればビザなしで韓国に渡航できるが、事前に韓国の電子渡航許可証を申請する必要があると記されていた。承認されて初めて韓国行きの飛行機に搭乗でき、韓国のQ-CODE検疫システムにCOVID-19ワクチン接種の詳細とCOVID-19核酸検査の結果も記入する必要がある。

現在、タイ国民は済州島への渡航に電子渡航許可ビザを申請する必要はないが、韓国当局は今後、入国前に電子渡航許可ビザの取得を義務付ける範囲に済州島への入国も含める予定だ。電子渡航許可証を取得していない国民は、済州島に入国後、韓国の他の地域へ移動することはできない。韓国への電子渡航許可を申請したが承認されなかった国民は、済州島への再入国は許可されない。

電子渡航許可制度が導入される前は、済州島はどの国籍の人でもビザなしで入国できる特異な地域だったが、現在は他地域に入国できないため済州島に入る人が増えており、この問題で多くのタイ人が済州島への入国を拒否されている。

（翻訳：陳英英、4.0翻訳ワークショップ、校正：wan、出典：thaipbs）