3月中旬、タイとマレーシアは「ワクチン接種旅行チャンネル」を開設した。

タイ情報ネットワークによると、タイ首相府のタナコーン報道官は3月8日、タイとマレーシアが3月中旬にワクチン接種旅行チャネル（VTL）を開設することを知り、タイのプラユット首相兼国防相が非常に喜んでいると明らかにした。

タナコーン氏は、タイの関係部局は以前、ワクチン接種旅行ルートを開設するためにマレーシアと交渉していたと述べた。両国の関係部局間で協議と議論が行われ、このアプローチは両国で満場一致で合意された。

航空面でも、ワクチン接種の移動ルートの増便が予定されており、例えばクアラルンプール・バンコク便は1日最大6便、クアラルンプール・プーケット便は1日最大4便に増便される見通し。なお、両国間の協力協定の内容を踏まえ、追加便の増便も検討される。

タイとマレーシア間の渡航に関する措置については、マレーシアとシンガポールが実施した同様のワクチン接種旅行経路措置が採用され、タイ人観光客はマレーシア入国前とマレーシア到着時に隔離なしでRT-PCR検査を受けることが義務付けられる。

タナコーン氏は、マレーシアのイスマイル・サブリ首相が2月25日にタイを訪問した後、タイとマレーシア間のワクチン接種旅行ルートは成功した取り組みだったと述べた。双方は、この特別なチャネルを開設することで合意した。このチャネルは、国境再開後の両国間の協力を部分的に強化するだけでなく、両国間の貿易、投資、観光の復活に貢献し、両国の人々、特に流行の影響を受けた国境経済圏に利益をもたらすことになる。

（翻訳：胡暁宇、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Thaipbs）