タイは「マリファナコンドーム」を製造し、海外に輸出したいと考えている！

3月30日のタイメディアの報道によると、タイのコンドーム製造会社TNRは大麻産業に事業を拡大し、大麻から物質を抽出してコンドームや潤滑剤を製造し、海外に輸出する予定だという。

TNRのアモン会長は、政府が最近、マリファナをカテゴリー5の薬物リストから削除する発表をしたと述べた。そこで同社は、マリファナの経済的価値と用途に注目し、事業拡大中の同社としては、マリファナ業界に参入し、新たなSカーブビジネスを立ち上げたいと考えている。

現在、同社は大麻分野において3つの異なる組織と覚書を締結している。1. チェンマイのメージュ大学は5年間、産業用大麻の試験および研究開発センターとして機能する。2. 大麻品種保有者のFGP（タイランド）株式会社は、研究開発品種の栽培のために同社に大麻の種子を発注する。3. 産業用麻栽培のリーダーであるCBD BIOSCIENCEは、乾燥大麻の花を売買するために契約栽培を通じて協力する。

TNRの財務責任者は、同社は現在、コンドームや潤滑剤を生産するTNRの工場に近いチョンブリ県ピントン工業団地に大麻抽出プロジェクトを立ち上げていると語った。機械は現在設置中で、4月に完成する予定だ。食品医薬品局は6月に品質と衛生基準を検査できるようになり、その後大麻成分の抽出事業を開始する予定だ。

同社は大麻抽出物を食品や飲料、化粧品、漢方薬などの製品に活用すると報じられており、海外輸出用のコンドームや潤滑剤の開発にも大麻抽出物が利用されている。今年第3四半期には関連大麻製品が登場するとみられる。同社の大麻事業による収益は2024年までに10億バーツに達する可能性があると推測されている。

（wan編集、出典：prachachat）