インド変異ウイルスはタイの10県に分布しており、最も多くの症例がバンコクで発見されています。

タイ情報ネットワークによると、保健省医療局は6月7日、「タイにおける変異ウイルスの拡散防止」について記者会見を開いた。記者会見には、スパジット局長やウイルス専門家のヨン教授らが出席した。

スパジット氏は、現在最も懸念される変異ウイルスは、英国の変異ウイルスアルファ、南アフリカの変異ウイルスベータ、ブラジルの変異ウイルスガンマ、インドの変異ウイルスデルタであると述べた。検査のためタイ全土から計3,964件のCOVID-19サンプルが採取され、患者のほとんどが英国変異ウイルスに感染していたことが判明した。しかし、インド変異ウイルスの検査で陽性反応を示した人は235人（6％）で、バンコクで206人、ノンタブリーで2人、ピッサヌロークで2人、サラブリーで2人、ロイエットで1人、ウドンタニで17人、ナコンラチャシマーで2人、ウボンラチャタニで1人、サムットソンクラームで1人、ブリーラムで1人だった。患者のほとんどは、バンコクのラクシー建設現場での感染拡大に関係していた。

ウドンタニ県で確認された17件の症例は、主に宗教儀式による集団感染によるものだった。

また、ナラティワート県で26例が見つかっている南アフリカ変異ウイルスの流行にも警戒が必要です。また、近隣諸国で流行しているB.1.524変異ウイルスも、ナラティワート県とパタニ県で10例が見つかっています。心配するほどではありませんが、予防を強化する必要があります。

（出典：Thaipbs、翻訳：Zhifou）