テスト＆ゴーの中止初日には2万人以上の観光客がタイに入国した。

5月2日、タイ情報ネットワークによると、タイのササヤン運輸大臣は、5月1日にテスト＆ゴー入国制度が中止されて以降、多数の観光客がタイに出入国したことを明らかにした。タイ空港公社が発表したデータによると、同社傘下の6空港では5月1日に合計142便の入国と156便の出国が行われ、2万606人の外国人観光客が到着、1万6386人が出国した。その中でもスワンナプーム空港とプーケット空港の入国・出国観光客数が最も多かった。

スワンナプーム空港には合計96便が到着し、1万6,868人の国際旅客が利用した。観光客のほとんどはワクチン接種を完了している。義務付けられたワクチンの全量を接種していない、または接種を受けていない観光客については、搭乗前72時間以内に提出された核酸検査の結果のほとんどが陰性だった。プーケット空港では、合計27便の国際便と4,400人の海外観光客を受け入れたが、そのうち隔離が必要だったのは18人だけだった。

また、運輸省は、Test&Goの中止後も外国人旅行者の入国傾向は引き続き増加すると報告した。タイ民間航空局のデータによると、タイは段階的に感染対策を緩和して以来、現在は国内線3万3500便、国際線1万1000便を含む、国内・国際便が毎月約4万4500便運航されている。 2022年末までに月間飛行回数は国内線5万3000回、国際線3万回、合わせて月間8万3500回に増加し、2019年の流行発生前の飛行回数に近づくと予想されている。

（出典：タイポスト、マティチョン、翻訳：ワン）