タイでフランス人観光客が5日間行方不明、崖の下で遺体発見

11月17日のタイメディアの報道によると、タイのスラタニ県で、ゴリーノ・サイリット・ティルズラノ氏（30歳くらい）という名のフランス人男性観光客が、11月12日に地主と話をした後、カオソックリゾートにチェックインし、山へ遊びに行ったという。村民3人がゴリーノ氏がパントゥラ山付近でドローンを飛ばしているのを目撃しており、ドローンはカオソック国立公園エリアから飛び立った後、行方不明になった。そのため、村民らは、外国人観光客が落としたドローンを探すために山へ行き、道に迷って山に閉じ込められ、脱出できなくなったのではないかと推測している。

スラタニ県知事は事件について指揮本部と緊急会議を開き、森林捜索隊員、ハイキングに長けた救助隊員、村民ら計１２０人を派遣して捜索を実施した。スラタニ県に隣接するチュムポン地域では警察犬が行方不明者の衣服２点を発見した。

失踪から5日後、救助隊はついに、パントゥラ山の奥から1キロほど離れた崖の上で、行方不明の観光客の携帯電話の位置を発見した。同時に警察犬による捜索の結果、観光客の遺体は崖の端から垂直に約150メートル離れた竹林で発見された。死因は当初、崖からの偶発的な転落と判断され、遺体は竹に挟まった状態で発見された。

スラタニ県知事は、スラタニ県民と地元の観光業従事者が事故に対して哀悼の意を表し、関係職員がフランス大使館にこの件を報告すると述べた。

（翻訳：Lu Siqiao、4.0翻訳ワークショップ、校正：wan、出典：Matechon）