カトマンズのタイ大使館は、登山中に亡くなった2人の遺体の送還を調整した。

タイ情報ネットワークによると、11月22日、タイ外務省の副報道官兼広報連絡局の局長代理であるナッタパヌ氏は、ネパールでハイキング中にタイ人女性2人が不幸にも死亡した件について声明を発表した。同氏によると、ハイキングチームは山登りのためにネパールに向かった。非常に険しく寒いメソカントラ峠を越える際、旅行隊は解散し、2人の観光客は寒さに閉じ込められて死亡した。

11月18日、通知を受けたネパールのカトマンズにあるタイ大使館は、死亡者の親族に知らせ、ネパール警察、保険会社、救助会社に連絡して、事故現場から死亡者の遺体を搬送した。

11月19日、救助会社のヘリコプターが死亡者の遺体を検死のためカトマンズの病院に搬送した。タイ駐在の中国大使館は、検死手続きに参加し、犠牲者の遺体のタイへの送還を調整する職員を派遣した。

関係筋によると、このハイキング旅行には外国人観光客12人、ポーター8人、ツアーガイド2人の計22人が参加。11月11日にラムジュンのベシサハルを出発し、アンナプルナルートを通って11月17日に標高4,919メートルのティリチョ湖まで辿り着いた。このルートはヒマラヤ山脈へ向かうルートの一つで、途中で標高4,200メートルの山々を越える必要がある。

タイのメディア「Thaipbs」は、ヒマラヤ登頂に成功した男性によると、登山中は寒さと雪のため体が凍傷になる可能性があり、登山隊のメンバーは互いに助け合い、治療し合わなければならないと報じた。しかし、適切に治療しないと症状が悪化し、死に至ることもあります。これらの症状は誰にでも起こり得るものであり、たとえ適切な防護服を着用していたとしても、いつでも「高山病」を経験する可能性があります。

（翻訳：wan、出典：thaipbs）