通信詐欺は利益相反を生む！パタヤで指を切り落とされた中国人男性と加害者は国外追放

タイメディアの報道によると、11月21日午後、タイ国家警察のスラチェット副長官、第2管区警察署のイッティペン署長らが「パタヤで中国人男性が指を切断され、脅迫された」事件について共同で記者会見を開いた。

スラチェット警察長官は、中国人不動産実業家の任氏が「中国悪党」によって村の邸宅に監禁され、野球のバットで残酷に殴打され、ナイフで手のひらと腕を刺され、自分の指を飲み込むよう強要された、と発言した。その後、中国人ギャングはビデオを撮影して被害者のガールフレンドに送り、3,700万バーツを要求した。その後、レンさんは2階のバルコニーから飛び降りて村人たちに助けを求め、最終的に警察の援助を受けた。

事件後、中央事件捜査班と第二管区警察署は直ちに現場に赴いて捜査を行い、最終的にバンコクで30歳の張茂龍と25歳の張茂佳の2人の中国人男性を逮捕した。警察は当初、容疑者らを「身代金の要求、他人の不法な拘束、被害者への違法な暴力による重傷の誘発、夜間の窃盗」の罪で起訴した。

警察の捜査により、被害者のレンは犯罪組織とつながりがあり、お互いをよく知っていたことが明らかになった。両者は近隣諸国を拠点として共同で通信詐欺を実行した。協力後、両者の間に利益相反が生じ、犯人2人が損害を被ったため、張兄弟はこの恐喝計画を企てた。

現在、被害者と加害者はビザを取り消され、国外追放され、タイへの入国がブラックリストに載せられている。同時に、これらの人々はさまざまな商工会議所や機関を通じて学生ビザを取得しましたが、タイで違法行為に従事していました。現在、国家警察はプレー入国管理局、ウドンタニ入国管理局、コンケン入国管理局、チェンマイ入国管理局の局長など、ビザ発給に関わる入国管理局の局長らを捜査のため国家警察に召喚しており、確認後に懲戒処分を行う予定となっている。

スラチェット氏は、中国政府が通信詐欺を取り締まっており、カンボジアも中国からの圧力を受けてこの行為を厳しく取り締まっており、その結果、中国人犯罪者がタイに逃亡していると述べた。現在、タイ警察も犯人逮捕に全力を尽くしている。

（翻訳：李愛山、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：thairath）