タイの専門家：タイ人の約20％は新型コロナウイルスに感染しておらず、遺伝子に関係している可能性がある

タイ情報ネットワークは3月28日、タイメディアの報道として、チュラロンコン大学医学部ウイルス学研究センター所長のヨン博士が、自身のフェイスブックで、新型コロナウイルスに感染していない人、つまり新型コロナウイルス患者と濃厚接触したが過去3年間に新型コロナウイルスに感染したことがない人を「ノビッド」と呼び、新型コロナウイルスに感染した家族と暮らしていた人や、感染することなく娯楽施設やショッピングモールなどの混雑した場所で働いていた人などと呼び、見解を表明したと報じた。

ヨン医師は、感染後の症状は人それぞれ異なると述べた。無症状の人もいれば、軽い症状の人もいるが、重症化したり死亡する人もいる。血液と病歴の収集データによると、タイ人の約20％は新型コロナウイルスに感染したことがない（2歳未満の子供を除く）ことが分かった。この人口の20％の中には、厳格な予防措置を実施している人もいれば、COVID-19患者と頻繁に接触しているにもかかわらず感染していない人もいます。その理由を探ることは価値があります。

研究者たちは遺伝学に非常に興味を持っています。例えば、エイズにはエイズ細胞の侵入に抵抗する特定の遺伝子があります。しかし、新型コロナウイルスにそのような遺伝子があるかどうかは明らかではありません。もしあるとしても、それがどの遺伝子なのか、そのメカニズムは定かではなく、その生成がワクチン接種と関係があるかどうかも不明です。さらに、「ノビド」集団は、症状が軽い患者である可能性や、コロナウイルスの検査で陽性と判定されていない可能性もある。これらの問題はまだ研究されていない。

（翻訳：王呂野4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan：出典：Mathon）