タイの多くの県が洪水の被害に遭っている。タイは歴史的遺跡の「保護カバー」を緊急に建設中

タイのメディア報道によると、タイは最近、継続的な大雨に見舞われており、ナコンラチャシマ、アユタヤ、スコータイ、シンブリー、コンケン、ナーンなど多くの県で洪水が発生している。タイには、特にアユタヤとスコータイに多くの史跡があります。史跡が洪水の被害に遭わないように、タイの関係部局は史跡の保護対策を講じ始めました。
タイ美術局のプラディー局長は9月25日、「9月26日まで雨が降り続き、チャオプラヤー川ダムの洪水放流圧力が高まり、洪水放流量は毎秒2,000立方メートルに達する必要がある。そのため、ダムの水位は以前の水位より1メートル上昇する。9月27日には、水位がアユタヤのワット・チャイワッタナーラームの底まで上昇すると予想される。現在、関係者はワット・チャイワッタナーラームの保護対策を講じている。タイ美術局はリアルタイムの洪水情報を注意深く監視し、歴史的遺跡が洪水の影響を受けないように人的資源と物的資源を準備する」と述べた。
「王妃の寺院」としても知られるワット・チャイワッタナーラームは、1630年に建てられ、アユタヤで最も保存状態の良い遺跡であると言われています。この寺院はタイのドラマ「Love Destiny」の撮影場所としても有名で、近年は観光客に人気のスポットとなっています。

（出典：dailynews、翻訳：Joy）