有名な中国の女性ネットセレブがタイの空港で警察に連行されるビデオが話題となり、タイで大きな論争を巻き起こした。

タイ情報ネットワークは1月22日、タイのメディア報道によると、最近、600万人以上のファンを持つ中国の女性ネット有名人が、タイの警察に金を払い空港まで迎えに来てもらう動画をソーシャルメディアに投稿したと報じた。短期間で、動画の「いいね！」の数は50万を超えた。その後、一部のタイのネットユーザーがこの動画をタイのソーシャルメディアに投稿し、タイのネットユーザーの間で論争が巻き起こった。

報道によると、この女性ネットセレブに誰かが連絡し、「道を開ける」ために警察のサービスが必要かどうか尋ねたという。この女性ネットセレブは金銭で警察を雇うことに懐疑的だったが、それでも試してみるという姿勢で警察を雇うために6,000バーツ以上を費やした。空港に到着後、この女性ネット有名人は列に並ぶ必要がなく、「ファストトラック」サービスを利用でき、わずか5分でタイに入国できると告げられた。さらに、空港から出るとすぐに、プラカードを持った人々が待っており、警察の制服を着た職員が彼女をホテルまで連れて行った。

この動画が公開されるやいなや、ネットユーザーの間で議論が巻き起こり、コメント欄では「世の中は金で回ってる」「写真に写っている人たちは警察官ではなく、警察官の制服を着てロールプレイしているだけ」「副業をしている警察官に違いない」などとジョークが飛び交った。

この事件について、タイ国家警察の報道官アチャチョン少将は、規則によれば、警察が道を開ける必要がある場合は、まずバンコク都庁長官の許可を得て、入国手続きを遵守しなければならないと述べた。タイ国家警察は現在、この事件の真偽について徹底的な調査を命じており、事実であれば法に基づいて対処することになる。

（翻訳：Xuan Ruishu、4.0 翻訳ワークショップ：wan によるレビュー、出典：ch7）