韓国で不法就労していたタイ人男性、死後上司に遺体遺棄される

タイ情報ネットワークは8日、聯合ニュースが昨日報じたところによると、韓国京畿道抱川市の外国人労働事務所によると、韓国で不法就労していたタイ人男性が養豚場で死亡し、男性の生活環境は馬小屋よりも劣悪だったという。関係者によると、死亡したのはコンケン県に住む67歳のタイ人男性だった。故人の妻はまた、故人は10年以上養豚場で働いてお金を貯めており、来月タイに帰国する予定だと語った。

京畿道抱川市警察署も、養豚場を経営する60代のA氏を捜査中だと発表した。警察は、A氏がトラクターを使って遺体を運び、山に遺棄したとみている。ちょうど2日前、亡くなったB姓のタイ人男性の知人が、亡くなった男性と連絡が取れなくなったため、すぐに警察に通報した。警察が事件を立件した後、すぐに捜査を開始し、亡くなったB姓の男性の遺体をA姓の男性の養豚場近くの丘で発見した。その後、警察は養豚場の所有者を警察署に連行し、拘留と捜査を行った。

警察の捜査報告書ではその後、養豚場の経営者が死体遺棄の容疑を認めたとされているが、同氏が他の関連事件にも関与していたかどうかは触れられていない。しかし、警察は最初の検死から、死者には殺人の痕跡は見つからず、死者は生前に健康上の問題を抱えていたことが判明した。

同日、抱川市外国人労働事務所のキム・ダシン所長はフェイスブックに「遺体の発見場所に行ってきた」というコメントを添えて写真を掲載した。所長は、遺体の居住場所は古い豚舎のドアのすぐ前だったが、面積2メートル×3メートルの小さな部屋で、厨房スペースが部屋の半分の面積を占めていたと伝えた。ビニールのドアを開けると、豚の糞尿の強い臭いが鼻を突いて呼吸が困難だったという。臭いがひどく、有毒ガスが充満しており、部屋の中で豚の鳴き声が何度も聞こえるからです。こうした生活環境から判断すると、死者は窒息死した可能性が高い（ガスは排泄物や有機物の分解によって発生し、長期間吸入すると健康に影響を与える）。ジンダシン大臣は警察に事件を徹底的に捜査するよう求めた。

（翻訳：陳燕軍、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）