タイのカルト教団の指導者の邸宅で、象の脚の骨、レイヨウの頭蓋骨、紫檀、保護動物の残骸が発見された。

タイ情報ネットワークは5月11日、タイのメディア報道によると、昨日、チャイヤプーム県のチャンチャイ副知事、県公衆衛生局のワシラ医師、警察署長のワタナチャイ大佐、県林業局長および関係機関がチャイヤプーム県裁判所の捜索令状を持って、78歳のカルト指導者タウィ（預言者の父を名乗る）の住居に立ち入り、捜索を行ったと報じた。

チャイヤプーム県副知事チャンチャイ氏は、捜索中にゾウの脚の骨やカモシカの頭蓋骨など、希少で保護されている動物の遺骸が発見されたことを明らかにした。職員はそれらを証拠として扱い、出所を調査する予定だ。その後の捜索で40本以上の紫檀も発見され、保護動物の死骸と禁止木材を所持していたとしてカルト指導者タウィを告訴しているチャイヤプーム林業センターに引き渡された。さらに、検査の結果、さまざまな一般的な樹木や貴重な保護樹木を許可なく伐採していたことが判明しました。職員がタウェイ氏の宿泊エリアを検査したところ、タウェイ氏は食品医薬品局の許可なく魚醤、魚醤漬け、スナック菓子、スルメ、豆の炒め物などを作り、食料品店で販売していた。食品の中にはカビが生えているものもあり、公衆衛生法の規定に違反していた。

チャンチャイ氏は、このカルトが活動している地域は立ち入り禁止区域と指定され、住民は7日以内に立ち退くよう求められると述べた。そこには29人の信者が暮らしており、すでに荷物をまとめて立ち退きの準備を始めている者もいる。この住宅で飼育されている家禽類には、乳牛11頭、白鹿16頭のほか、鶏やアヒルもいる。住民には指定の時期に家禽類を移動させるよう通知されているが、住民が飼育を望まない場合は、行政が世話人探しを支援し、管理する職員も組織されている。

記者らは、貯蔵室の入り口から排泄物と尿の悪臭が漂っていたと報じた。貯蔵室の入り口には、魚醤を発酵させたものと思われる容器が置かれていた。職員らはこれを回収してさらに調査するとともに、公有林地を後日住民に返還できるよう、弟子らの退去を促す手続きを早急に進める予定だ。さらに、すべての品目の原産地と目的地に関する調査が加速されます。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：マチコン）