タイの年間ゴム輸出量は420万トンを超える可能性がある

タイのメディア報道によると、タイ農業協同組合大臣顧問のアロンコーン氏は3月24日、タイの主要貿易相手国の経済状況とゴム市場がタイのゴム価格に直接的または間接的な影響を与えていると明らかにした。影響要因としては、主要貿易相手国における新たな疫病の流行や、ロシアとウクライナの紛争による原油価格の上昇と輸送費の増加などがある。

タイゴム公社は、タイのゴム生産量は2022年に前年比1.48%増の490万7000トンに達すると予測している。また、タイのゴム輸出量は2022年に前年比2.03%増の421万8000トンに達すると予想されている。データによると、タイの中国へのゴム輸出は2020年に最も高く、2021年には中国への輸出が総輸出の54％を占め、次いでマレーシアが10％、米国が6％、日本が5％、韓国が3％となっている。

アロンコーン氏は、COVID-19パンデミック、ロシア・ウクライナ紛争、原油価格問題、タイバーツの為替レートは依然としてタイのゴム価格と輸出に影響を及ぼすため、タイゴム公社が細心の注意を払う必要があるリスク要因であると述べた。

(出典: prachachat)