バンコクの各部門：カオサン通りのハロウィーンは韓国の梨泰院の群衆事故を繰り返すことはないだろう

タイメディアの報道によると、韓国・梨泰院での群衆事故で多数の死傷者が出たため、31日に開催されるカオサンハロウィーン2022イベントが韓国の梨泰院事件を繰り返すのではないかと世論は全般的に懸念している。バンコク市政府報道官アバロン氏は、政府は観光客の安全を非常に重視しており、重要な地域に対して緊急事態の予防と対応の準備を整えていると述べた。

同時に、カオサン通り、エカマイ、トンローなど観光客が密集するエリアにあるすべての娯楽施設や事務所に対し、祭り期間中は安全対策を厳守するよう命令が出され、また、地区事務所が警察や民間防衛ボランティアとともに各地を訪問し、関係者に協力を求め、安全対策を強化するよう指示された。

さらに、バンコク防災軽減局は、すべての娯楽施設に対し、特に火災事故に対する緊急予防ガイドラインに従い、警報装置、消火設備、避難経路から宣伝まで一つ一つ点検し、一般市民と観光客の安全を確保するよう求めた。

一方、カオサン通りがあるプラナコーン区のソングル区長は、カオサン通りでのハロウィンイベントの前に、チャナソンクラーム警察署と関係部署が予備検査を実施し、安全保護計画を立てていたと語った。同時に、カオサン通りの始まりと終わりに2か所の検問所が設置され、午後16時から24時まで観光客が違法な武器を所持していないか確認し、COVID-19の検査を行う。このイベントには1万人以上の来場者が訪れると予想されているが、カオサンロードは最大5万人の来場者を収容できる。

ソンル氏は、カオサン通りは幅12メートル、長さ400メートルであるのに対し、梨泰院通りは幅4メートル、長さ40メートルで、坂道もあるため、安全面を心配する必要はないと述べた。カオサン通りでは韓国で起きたような事故は起こらないとソンル氏は信じている。

バンコクのチャチャ市長も、韓国の梨泰院事件を教訓にしたいと述べ、安全を最優先に考え、混雑を避けるため「ハロウィン・ロイランタンフェスティバル」の活動エリアに人員の出入りを検査する指揮センターを設置した。

（翻訳：曽学元4.0翻訳工房、校正：wan、出典：nationtv、Thairath、tna）