「状況を利用するのが最も得意な中国人男女」を逮捕！インターネット詐欺とマネーロンダリング、100億バーツが関与！

タイ・インフォメーション・ネットワークは5月31日、タイのメディア報道によると、最近、詐欺グループがさまざまなソーシャルプラットフォーム上で偽の個人情報を使用し、被害者を騙して仮想通貨に投資させているというオンライン報告をタイ警察が受けたと報じた。現在、プラチュワップキリカンのバンサパン警察署を含む複数の警察署がこの事件の報告を受けており、詐欺の金額は3,500万バーツを超えている。

国家警察のダムロンサック・タマティラム警察長官は、マネーロンダリング対策局、テクノロジー犯罪捜査局、特殊作戦コマンド局、入国管理局に対し、パッタナカン地区の高級住宅街にある6軒の標的住宅を捜索する「誰も信用しない」作戦を共同で実施するよう命じた。

この高級住宅街は、面積150平方メートルを超える2階建ての一戸建てヴィラで構成されています。1軒の住宅の価格は3,500万～6,000万バーツです。裁判所が5月26日に発行した逮捕状によると、タイ警察は共同詐欺と共同マネーロンダリングの容疑で中国人の容疑者スー（31歳）とイェ（25歳）を逮捕し、現金150万バーツ、6000万バーツ以上の不動産証書、1億2800万バーツ相当のスクンビットのアパート4軒、凶暴なクマ14匹、iPhone6台、高級車10台、証拠書類、iPad、MacBookパソコン、ブランド物のバッグなどを押収した。さらに、タイ警察は高級住宅街にある他の16軒の家も捜索した。

ダムロンサック警察長官は、この事件の被害者は2万人を超え、損失は100億バーツを超えたと述べた。容疑者らは被害者を騙してデジタル通貨を購入させたが、投資家にお金を返す段階になると、口座が凍結され、お金を引き出すにはさらに投資する必要があると主張した。被害額が1,800万バーツを超えるケースもあった。

捜査によると、中国人犯人２人のアジトは主に隣国にあり、犯行現場はタイだった。容疑者は資金を複数の口座に移していたが、主に隣国の口座だった。この事件では米国と英国からの被害者も見つかった。